愛とユーモアの社会運動論―末期資本主義を生きるために

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愛とユーモアの社会運動論―末期資本主義を生きるために

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784762827723
  • NDC分類 309
  • Cコード C0036

出版社内容情報

圧倒的な資本主義体制下で、私たちはどう生き延びていけるのか? 不安定化する現代の労働環境を概観し,資本の運動と労働の変容について考察したうえで,世界各地の抵抗運動の諸相からその戦略としてのユーモアに注目。筆者自らの社会的実践も挙げつつ,誰もがただ生きていることを肯定できる新たな公共空間の創造を探る。

プロローグ

第1部 資本主義
第1章 疲弊する労働環境
  難民化する若者たち
  不安定労働の実態
  非正規労働化の趨勢
  グローバル資本主義
第2章 資本主義のしくみ
  資本主義の精神
  資本の自己増殖
  生産・消費・廃棄
  スピリチュアル資本主義
第3章 後期資本主義
  資本主義の高度化
  クリエイティヴ労働
  主観性の生産

第2部 対抗
第4章 フリーター闘争
  ひとを傷つける職場
  希望は戦争か?
  戦後社会への不信
  フリーター世代が生きていくために
第5章 抵抗の空間
  反システム運動
  居場所の思想
  イデオロギーからスペースへ
  研究空間〈スユ+ノモ〉
  コミュネットへ
第6章 社会運動のユーモア
  笑いの機能
  ユーモアの戦術
  主観性の組み替え
  企業と社会
  日和見主義の戦術

第3部 実験
第7章 カフェと文化の実践
  カフェ太陽
  カフェコモンズ
  ニートピア
  労働の再考
第8章 社会のオルタナティヴ
  第三の場所
  複数の力学
  未知なるものへの愛

エピローグ
あとがき

内容説明

圧倒的な資本主義体制下で、私たちはどう生き延びていけるのか?不安定化する現代の労働環境を概観し、資本の運動と労働の変容について考察したうえで、世界各地の抵抗運動の諸相からその戦略としてのユーモアに注目。筆者自らの社会的実践も挙げつつ、誰もがただ生きていることを肯定できる新たな公共空間の創造を提案する。

目次

第1部 資本主義(疲弊する労働環境;資本主義のしくみ;後期資本主義)
第2部 対抗(フリーター闘争;抵抗の空間;社会運動のユーモア)
第3部 実験(カフェと文化の実践;社会のオルタナティヴ)

著者等紹介

渡邊太[ワタナベフトシ]
1974年大阪府に生まれる。2003年大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了、博士(人間科学)。現在、大阪大学招聘研究員、関西大学・追手門学院大学ほか非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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uehara

1
第1部でポストフォーディズム体制下の疲弊する社会を分析、第2部では反システム運動が「空間をめぐる闘争」としてあらわれ、また確固としたようにみえる現実を揺るがせる「ユーモア」をそなえることを素描する。第3部は著者が「なりゆき」でやったカフェの実践など。 F・ガタリのいう「主観性」(人間/非人間もふくネットワークの接合点として構成される主体)ーー資本主義に包摂されたーーの再構成であり、資本主義で排除される特異性の解放とはなにかがわりとわかるのではないか。00年代社会運動の結節点たる資料性ある本ともいえるか。2025/03/02

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