目次
第1部 基礎と理論(感性認知―アイステーシスの実証科学として;多感覚統合と感性;感性の基本次元と脳内基盤;知覚と感性の発達;感性研究の方法論)
第2部 展開と実践(絵画と仮想;感性言語―擬音語・擬態語と脳;音響感性情報としての「間」;身体知―習熟と伝承;好みの形成―単純接触効果と広告;情報のデザイン)
著者等紹介
三浦佳世[ミウラカヨ]
1952年京都市に生まれる。1979年大阪大学大学院文学研究科博士課程単位取得満了。現在、九州大学大学院人間環境学研究院教授(学術博士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Taka
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ガチの認知心理学の学術本は初めて読むが、なるほど思っていたより難しい。例えば騙し絵とか擬音語とか、なんでか分からんがたしかに直感的にわかる、実験データでも実際人が認知してしまっていることはわかる。。わかるのだが、そもそもなんでそんなふうに認知しちゃうんだろう?というのが余計に謎が深まり、本書はあくまで実験結果による言及だけにとどめている。脳波になにかすれば錯覚しないようになるのだろうか? あるいは逆に錯覚させることもできるのだろうか? あまりにベーシックな問題ゆえか逆にどうにも難しい2024/07/31