目次
第1章 赤ちゃんと音楽
第2章 赤ちゃんの感覚
第3章 赤ちゃんとリズム
第4章 赤ちゃんと言葉
第5章 赤ちゃんの社会性と音楽
第6章 赤ちゃんの注意(アテンション)と音楽
第7章 赤ちゃんにいい音楽
著者等紹介
呉東進[ゴウトウシン]
1979年京都大学医学部卒。京都大学医学部小児科助手、米国ペンシルベニア大学医学部神経学フェロー、東京女子医科大学准教授を経て、同志社大学赤ちゃん学研究センター教授。日本赤ちゃん学会、日本音楽医療研究会の各事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カッパ
9
2009年の本。赤ちゃんが何をきいていて何がすきなのかを研究結果などをもとに教えてくれる。 わたしとしては赤ちゃんは高い女性の歌がすき。リズムや楽器もたのしめる。脳にもよい影響があたえられている。ということがわかった。どおりで私の変な歌を喜んできいていると思った。謎が解けてよかったです。2019/07/17
おたきたお
1
「本書は、赤ちゃんと子どもと音楽とのかかわりを、医学、発達心理学、脳科学、霊長類学などの幅広い分野の新しい研究成果をふまえながら、実際に赤ちゃんや子どもと音楽で関わった経験も交えて、できるだけわかりやすく記述したものです。」実にまえがきに忠実な本でした。本書では随所に、感覚の鈍感さ・敏感さや様々な特性を持つ発達障害の子どもたちの話が出てきます。そして、子どもたちが安心できる環境作り、興味を持って学習できる環境作りについて、音や音楽(リズムを含む)からのアプローチを例示しています。 2010/03/11
Isamash
0
京大小児科助手等経て同志社大教授の呉東進氏の2009年の著作。赤ちゃんが泣き止むCMソングと子守唄に共通する周波数音が有るという導入から、歌が赤ちゃんの知能等の発育にプラスに働くと説く。モーツァルトのソナタK448を聴くと朗読よりも直後の空間推理課題の点数が少し良くなったとの報告(Nature 1993)紹介。その後英国BBCはモーツァルトK593 よりポップミュジックを聴いた方が後の課題正答率は高かったと報告。さらに2006年36週間音楽レッスンで知能検査成績の伸びがレッスン無より高かったとの報告有り。2021/07/19
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