出版社内容情報
「顔と人柄の結びつき」を客観的に探求する相貌心理学。フランスで得られた知見を「日本人向け」に応用し,その理論の有用性を示す。
目次
第1章 ひとがらと顔―例示(加藤紘一さんと小泉純一郎さん;菊池寛さんと芥川龍之介さん;松井秀喜選手とイチロー選手)
第2章 ひとがらが顔に表現されるわけ(「眼はこころの鏡」というワケ;眼を見て話すこと;用不用の法則 ほか)
第3章 タイプ各論(膨張型(膨張+ 縮小- 肉質+)
側面縮小型(膨張- 縮小+ 肉質-) ほか)
著者等紹介
須賀哲夫[スガテツオ]
1940年、茨城県生まれ。1968年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。現在、日本女子大学人間社会学部教授。専門は認知科学、言語科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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wishmountain
2
内容的には軽い読み物を目指しているはずなのに著者の筆力不足か学術書特有の堅苦しいトコロが抜けず中途半端なモノになっている。なのでかなり飛ばし読み。もっと型にはめて肩の力が抜けたような考察があれば大分違ったかも。2008/05/28
a.omi
1
少しわかりにくい。「眉毛の形がこんな人はこんな性格」とかそういうものを期待していた私には難しかった。この本で覚えたのは”感情ゾーン”の発達具合のこと。(それも良くわかってない)2017/07/05
肴
1
人相に関する本を読みたくてこの本に行きあたった。読みはじめは「ふむふむ、なるほどー」と思ったが、後半から???となった。理由としては私の予想と筆者の意見が食い違っていたからだろう。しかし、西洋人相を知りたい人にはちょうどよい入門書といえる。2011/07/10
ルアット
1
相貌心理学というものはデータを客観的に分析するものだというが、例に出てくる人について、筆者は主観的な判断をしているような気がする。筆者がよく知らない人に関しては分析しかねるみたいなことを書いているのは、顔立ちからだけでは判断できないからなのではないだろうか。2011/01/13
Haruka Kozuka
0
【知覚・認知心理学】コルマン理論と有名な日本人の人相と行動分析 コルマン理論の詳しい説明がない 具体的な日本人の人相での説明が多く一般化されていない2014/07/17
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