内容説明
本書は著者Janette Atkinson女史の半生にわたる研究成果を集大成したものである。人の認識過程の総合的・学際的な研究成果であり、各種の障害者に対する多くの臨床的示唆を含んでいる。
目次
1章 研究背景
2章 小児科の視覚テスト
3章 視覚発達のモデル
4章 新生児の視覚
5章 発達する光学系―屈折と焦点化もしくは調節
6章 特定の皮質モジュールの機能的はじまり
7章 物体知覚を導く統合(バインディング:binding)と分化の処理過程の発達
8章 注意と行為の発達のための連結するアプローチ
9章 視覚発達の可塑性
10章 結論
著者等紹介
アトキンソン,ジャネット[アトキンソン,ジャネット][Atkinson,Janette]
ロンドン大学・心理学教授
金沢創[カナザワソウ]
1966年兵庫県に生まれる。1996年京都大学理学研究科博士課程霊長類学専攻修了。淑徳大学社会学部助教授・博士(理学)
山口真美[ヤマグチマサミ]
1964年神奈川県藤沢市に生まれる。1995年お茶の水女子大学人間文化研究科人間発達学専攻修了。中央大学文学部助教授・博士(人文科学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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