内容説明
クライエントとの別れについて、気鋭の心理療法家が自らの経験をふまえ十二分に語り尽くす!よりよい終結について考える心理療法家必読の書。
目次
第1部 終結をめぐるさまざまな問題(終結とは何か;結終の形態;終結と対象;結終と技法)
第2部 終結の事例(「痩せれば私はよくなる」と訴え続けたうつ病の事例;娘を突然亡くして悲嘆にくれた母親の事例;ほどよい終結を迎えた心身症の事例;入院のため面接が終了となった統合失調症の事例 ほか)
著者等紹介
丹治光浩[タンジミツヒロ]
1956年兵庫県生まれ。1989年浜松医科大学修了。花園大学社会福祉学部教授(臨床心理士、医学博士)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
いとう
5
カウンセリングが終わればクライエントの抵抗や過剰適応による早すぎる終結なのではないかと注意を喚起し、終わらなければ依存を助長しているのではないかと関係性を見つめ直せといい、早く終わったら終わったで、子どもが親から巣立つ関係が、安心できるセラピストとの間で実行できたので、よい傾向だとといい‥。終結後にクライエントを追ってインタビューにて確認することはできないので致し方ないと思うが、全体的にクライエント不在で終結論争が繰り広げられている。2025/04/15
たらこ
4
期待してたのと違ったなぁ。いやいや、ブリーフセラピーとか家族療法に染まりすぎたのかもしれん。終結を考える時期については、勉強になった。2014/11/30
言いたい放題
0
メルカリ。タイミング間違えたのか全然中身入ってこなかった。2023/06/24
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