目次
第1部 理論編(道徳性発達への招待;ピアジェ:コールバーグへのの概念的導入;コールバーグ:道徳判断の発達理論;道徳性発達と道徳教育に関するコールバーグ理論)
第2部 実践編(道徳教育の方法:教師の役割;道徳教育のためのカリキュラム構成;正義の共同社会の試み)
著者等紹介
荒木紀幸[アラキノリユキ]
大阪府に生まれる。1968年同志社大学大学院博士課程心理学専攻中退。現在、神戸親和女子大学教授、博士(心理学)。中国東北師範大学客員教授、兵庫教育大学名誉教授
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感想・レビュー
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たかこ
8
コールバーグの研究についてまとめる必要があり、読んでみた。ピアジェの偉大さは本当に計り知れない、ピアジェの理論を基にどんどんいろんな研究が広がっていく。コールバーグの道徳的発達、3水準6段階は、とてもよく考えられている。文化差や男女差など考慮してない部分は、批判もあるだろうけれど、ここまでの確立した理論が現代までも大事にされているのは、人間の本質的な部分の研究だからかと思う。有名はジレンマ課題は、自分の価値も考えてしまう。小中学生には、道徳をどう教えたら良いのだろう?2020/07/08
へな子
1
★★★★①権威、罰回避(役割取得、、、自己中心的)②利己的、公平、等価交換(相手の立場、相手も利己的)③よい子、他者への気遣い、信頼、誠実、尊敬、感謝(身近な第三者の目)④社会システム(社会システムの視点)◯小学校の発達段階では③を目標にする。2014/01/12