内容説明
「子どもみたいに」キレるおとなたちがいる、キレちゃう自分をなんとかしたい子どももいる。子どもたちと共同して「怒り」に立ち向かっていく本。
目次
第1部 「怒り」とは何か?(はじめに―怒りの定義とダイナマイトの喩え、大荒れの天気の喩え;怒りを見る視点―さまざまな心理学理論からの応用;怒りは何をもたらすのか?―小さな利益の大きなコスト;さまざまな怒りの表現と対処―中途半端な対応の問題点)
第2部 「荒れ」という状況への対処(「荒れ」を避けるために―学校全体での対応と学級での対応;「荒れ」を切り抜ける―早期の気づきと多様な対応方策;「荒れ」の後で…―逆ギレしないで次に活かす)
第3部 子ども・学校・保護者が変わってゆくために(「キレる」子どもとの共同―怒りに対応する16の技法;学校での危機管理―適切な対応のための指針の共有;保護者の方へ―子どもの発達に即した対応のために)
著者等紹介
戸田有一[トダユウイチ]
1962年長野県に生まれる。1991年東京大学大学院教育学研究科第1種博士課程単位修得退学。鳥取大学教育学部講師、教育学部助教授(在任中1998~99年ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ客員研究員)、鳥取大学教育地域科学部助教授を経て、2001年大阪教育大学教育学部助教授(教育心理学)、現在に至る
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