内容説明
本書は、21世紀の教育を考えるうえで重要で、かつ教育に携わる人々に今後考えていってほしいと思われることがらについて取り上げた。そしてこれから教育の分野に進もうと志を持っておられる大学や短期大学などの学生、日々教育現場で奮闘されておられる教師や保育士の方、家庭で子育てに関わっておられる方へのメッセージとして作成した。
目次
第1部 学校における問題(混迷する「総合的な学習の時間」;学級集団における対人関係;若者文化の問題から見た生徒指導の再構築―マンガやアニメの分析から;「生活科」と新しい学びの創造)
第2部 学校を支える人々の問題(「教師」をめざす大学生;教室で奮闘する教師;子育てにとまどう保護者・地域)
第3部 公教育をめぐる問題(揺らぐ「公」教育;教育の機会均等と財政保障;教育アカウンタビリティと学校選択制度)
著者等紹介
秋山弥[アキヤマワタル]
1955年岡山県に生まれる。1981年広島大学大学院教育学研究科幼児心理学講座修了。現在、四国学院大学社会学部教授
作田良三[サクダリョウゾウ]
1971年愛媛県に生まれる。1999年広島大学大学院教育学研究科博士課程後期単位取得退学。現在、四国学院大学文学部助教授
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