内容説明
本書では、感情に対する積極的な評価を軸にして、発達心理学、認知心理学、生理心理学、社会心理学、臨床心理学のそれぞれの分野における感情にかかわる研究の現状と今後の方向性を明らかにする。
目次
感情と心理学の基礎(発達における情動と認知の絡み;感情の生理的指標;感情の操作方法の現状;感情と認知をめぐる研究の過去・現在・未来)
日常的素材と感情(感情とエピソード記憶;音楽と感情;対人感情の認知理論―もう1つの理論的視座)
感情とともに生きる(援助行動と感情;心理臨床における感情)
著者等紹介
高橋雅延[タカハシマサノブ]
1958年新潟県に生まれる。1986年京都大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得満了。現在、聖心女子大学助教授(教育学博士)
谷口高士[タニグチタカシ]
1964年山形県に生まれる。1992年京都大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得満了。現在、大阪学院大学助教授(教育学博士)
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