内容説明
本書は、今日世界で最も評価の高いレッジョ・エミリア保育の実践を全体としてわかりやすく紹介したもの。イタリアの視点からレッジョ教育哲学の最も基本的な特徴を述べ、次にアメリカで教育哲学に感化を及ぼす人々や、アメリカ教育界でその方面の応用を理解している人々から実際上の助言や提供できる事例を集めている。
目次
第1部 レッジョ・エミリア保育の概要(レッジョ・エミリア保育の歴史と機構;レッジョ・エミリア・アプローチの基礎 ほか)
第2部 レッジョ・エミリア・アプローチの基礎の考え方の適用(レッジョ・エミリアから1年間で学んだもの―3つの基礎概念;共同としての教育―デューイ、ヴィゴツキー、ピアジェから学んだことと、その発展 ほか)
第3部 アメリカにおけるレッジョ・エミリア保育の実践(レッジョ・エミリア保育の挑戦―アメリカの保育に問われるもの;レッジョ・エミリア保育研究の取り組み―ある保育者の挑戦 ほか)
第4部 改革をもたらすために:保育者養成への提言(観察・記録・理解―記録文書の役割;保育者養成の再定義―エスノグラファーとしての保育実習生)
第5部 これからの方向性(新しい子どものイメージをみつめて;どうしてレッジョ・エミリア保育なのか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆ
0
再読。2013/07/06
わたがしはかせ
0
★★★☆☆【みんなで学ぶ】親と保育者と地域と子ども自身が疑問やアイデアを出しあってプロジェクトを進める。保育者は子どもに的確に疑問を投げかけて子ども同士の会話やアイデアをふくらますきっかけを作る。困ったことは子どもと共有し、一緒に考える。失敗も経験。【創造的な場所】キーはアトリエと芸術専門家。子どもが自分の考えを表現することがねらい。【子どもを観察】些細なことも記録し、子どもの興味や疑問やアイデアを拾い出し、それをプロジェクトの次のステップにする。記録は子どもにもフィードバックされて自信や達成感になる。2013/01/14
-
- 電子書籍
- GREEN GORA [グリーン・ゴー…
-
- 電子書籍
- 早大を出た僕が入った3つの企業は、すべ…