内容説明
本書は、1980年代に、発達の原理にもとづいた治療的アプローチを構築しようとして、対人的発達研究会のメンバーが行なった理論的臨床的研究の話、厳密にいえばその歴史についての書である。
目次
第1部 親密性と自律性の発達(対人的思考から行為へ―発達的見解;子どもが仲間との対人的交渉で用いる方略;理論の実際―視察からの証拠;共有経験の形態)
第2部 ペァ・セラピィによる治療技法(ペァ・セラピィの目標と組み合わせ;ペァ・セラピィの基本的規則;セラピストが展開する役割とペァ・セラピィの位相)