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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
epitaph3
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人間である以上は、はっきり言って、障害者であろうとなかろうと、「差」は当然存在する。 だから能力に合わせて仕事を選ぶし、収入に合わせて生活をする。障害ゆえに「差」はあっても、「差別」がないのは当然なのだ。 中は、また、すごい障害者描写である。 当事者が起こす、様々な行動。 「みんな、しょうがねぇな」的な書き方だが、その観察眼には目を見張るものがある。 今から50年以上も前の時代の知的障害教育、知的障害への関わりを知るのに、当時の日本の様子を知るのに、貴重な一冊である。2008/08/27