感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
epitaph3
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昭和17年の作品。 知的障害児の学級担任の清吉の成長と、清吉が受け持った子どものエピソードの二部構成。 それぞれのエピソードに、愉快さあり、つらさありで、古い本だが、なかなかにおもしろい。 2008/09/01
丸坊主
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生徒を殴る記述が普通に連発していたりして、現在にそのまま適用するには難しいところがありますが、著者の教育に対する思いや生徒への愛情が行間からにじみ出ているように感じました。そういう「思い」は受け継がなければなりません。すごく素直に「もっとがんばらなきゃ」と思わせてくれる、不思議な本です。2013/03/15