出版社内容情報
《内容》 「政」「財」「官」をはじめ,今ほど「倫理」が求められている時代はないが,「医・歯」の世界においてもそれは例外ではない.本書はわが国における医の倫理の歴史を古代から現代にわたってたどり,医学を基礎にして人間のあり方を探求する医学倫理学の今日的意味を考える.医に携わるすべての人の必読書. 《目次》 1.はじめに2.日本の医の倫理思想史3.現代日本の医の倫理的課題
目次
1 はじめに(現代日本の医学と社会;日本の医の倫理思想史を学ぶ;医学倫理学の意味)
2 日本の医の倫理思想史(古代の医の倫理観;飛鳥奈良時代の医の倫理観;平安時代の医の倫理観 ほか)
3 現代日本の医の倫理的課題(現代日本の医の倫理的状況;インフォームド・コンセント小史;生と死の問題 ほか)