人と学問選書<br> 生命のかたち―木村雄吉の学問と思策

人と学問選書
生命のかたち―木村雄吉の学問と思策

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  • サイズ A5変判/ページ数 246p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784762230349
  • NDC分類 460.4
  • Cコード C1347

目次

第1部 生命の本質と形―木村雄吉先生の思索記録(生命の本質;自然観の歴史的変遷―自然観の移りゆきと生物学思想;パラケルススの医学術思想―ルネッサンスの流星)
第2部 追悼集―木村雄吉先生をめぐって(木村雄吉先生の訳によるL.L.ホワイト著『進化における内部要因』について;父について―いくつかの回想場面;父、「雄吉のこと」;恩師木村雄吉先生―初めて教えをうけた頃;木村雄吉先生の産業医科大学講義;「見える」と「観る」)

著者等紹介

永井克孝[ナガイヨシタカ]
昭和6年、新潟県に生れる。昭和29年東京大学教養学部教養学科科学史及び科学哲学分科を卒業。東京大学伝染病研究所助手、東京大学教養学部助教授、東京大学医科学研究所細胞化学研究部助教授、東京都老人総合研究所生化学部長、東京大学医科学研究所癌細胞学研究部教授を経て、昭和56年東京大学医学部生化学教授。昭和59年~平成5年新潟大学脳研究所神経生物学部門客員教授を併任。平成3年、東京都臨床医学総合研究所所長。平成4年東京大学名誉教授。平成7年~16年三菱化学生命科学研究所長。平成3年~11年理化学研究所国際フロンティアシステム・糖鎖研究グループディレクター、平成10年同システム長、11年以降理化学研究所研究顧問などを歴任。平成12年科学技術振興機構PRESTO研究総括。現在に至る。「生理活性ガングリオシドの研究」で、昭和63年に第29回藤原賞を受賞。平成6年紫綬褒章、平成14年勲三等旭日中綬章受賞。名誉会員、日本生化学会、米国生化学分子生物学会、日本糖質科学会、日本基礎老化学会、日本神経化学会、日本神経免疫学会、日本脂質生化学会

金子務[カネコツトム]
昭和8年(1933)川越に生まれる。昭和32年東京大学教養学部教養学科卒。同年読売新聞社編集局、昭和45年中央公論社雑誌編集局を経て、昭和60年大阪府立大学総合科学部・同大学院総合科学研究科教授、平成5年(1993)~9年同大学院人間文化学研究科教授・同大学評議員・総合情報センター所長。平成9年図書館情報大学(現つくば大学)図書館情報学部教授、平成11年帝京平成大学情報学部教授を経て、平成16年定年退職。大阪府立大学名誉教授。この間、平成2年国際日本文化研究センター共同研究員、平成6年放送大学客員教授を併任、いずれも現在に至る。平成6年~9年総合研究大学院大学「20世紀の生命観」共同研究員。受賞、昭和56年12月第3回サントリー学芸賞。その他、形の文化会会長、(財)日本科学協会理事、(財)松ケ岡文庫理事、鎌倉三日会幹事(以上現職):公立大学図書館協議会会長(元職)などをつとめる
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