内容説明
「時間というのは一体なんだろう」と考え出すときりがない。その一方で現代人の誰もが時間に追われて生きている。情報化社会の急進展の波に飲み込まれそうになりながらも、「今日を豊かに生きるためのヒント」はやはり時間というものはどういうものだろう、と考えることなのだ。現代の二十五人の碩学が語る「時間と時」の諸相を、生きるヒントとして送る。
目次
第1章 時間学への夢(時間学研究所の発展を期待して;時間学への眺望―生物の時間と脳科学への期待)
第2章 老化と死(宗教からみた死;老化と体内時計 ほか)
第3章 時間の定義を求めて(言語表現から見た時・時間;科学と歴史における「時の矢」の意義 ほか)
第4章 豊かな時を過ごすために(トキはコトに乗って;脳のこころ―人が輝いて生きるために ほか)
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