内容説明
本書では地球大気の観測衛星開発の歴史を概観するとともに、大気の衛星観測と分光学の関係を基礎理論から説明し、衛星センサーを開発するに必要な項目を日本の衛星センサーを例にとり説明する。その後、今までの衛星観測で明らかになった最近の知見や、今後の衛星観測の国際的動向について紹介する。
目次
1章 地球大気と分光学―リモートセンシングの観点から(地球大気と環境問題;衛星リモートセンシングによる観測;衛星軌道による観測の諸条件)
2章 大気環境のリモートセンシング(大気の分光学;エアロゾルの分光学;放射・散乱家庭と放射伝達理論;衛星による大気のリモートセンシング)
3章 大気観測センサー(フィルタ型センサー;回折格子型センサー;フーリエ分光型センサー;スペース・ライダー)
4章 衛星リモートセンシングによる地球大気の観測(成層圏微量気体;対流圏の微量気体;気温の衛星観測;雲とエアロゾルの衛星観測)
5章 今後の展開(宇宙からの地球観測の将来;今後の衛星計画;外国の動向;研究者人口;予算規模)
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