出版社内容情報
出版界でも、あらぬ心配をかきたてるだけの知的レベルの低い本が何冊も出ているが、そういうものに飛びつかずに、まず、山田康之・佐野浩編著『遺伝子組替え植物の光と影』程度の本を読んでほしいと思う。遺伝子組替え植物とは何であり、どういう意味を持つ存在なのか、その安全性(食品として、あるいは生態系にとって)はどう考えればいいかを、多面的にかつ基礎から教えてくれる.....。(立花隆『ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術』 307頁、より)
目次
持続可能な社会は構築できるか
遺伝子組換え植物
安全性評価(リスクとベネフィット;食品としての安全性;生態系への影響)
市民生活の中で
第二世代の遺伝子組換え植物
結びと展望