内容説明
本書では、第1章から第4章までは成長ホルモン・プロラクチンファミリーに属する物質とその受容体について、第5章と第6章は成長ホルモンの分泌促進因子・抑制因子とその受容体について解説した。さらに第7章は、最近明らかになった、成長ホルモン・プロラクチンの転写調節因子Pit‐1/GHF‐1について著者の最新の研究成果を含めて紹介。最後に第8章において、このファミリーに属するホルモンについて、相同性の高い多様なホルモンの分子進化の過程を機能との関連も含めて紹介してある。
目次
1 成長ホルモン・プロラクチン・ソマトラクチン
2 胎盤性ラクトゲン
3 成長ホルモン受容体
4 プロラクチン受容体
5 成長ホルモン放出ホルモン(GRH)とその受容体
6 ソマトスタチンとその受容体
7 転写調節因子Pit‐1/GHF‐1
8 成長ホルモン・プロラクチンの分子進化