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目次
提案一 「不登校」をめぐる論点整理―教育社会学における関係論と権利論の視点から
提案二 フリースクールで出会う子どもの思いと学校
指定討論 子ども・若者の「居場所」と「学校」
座談会
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
安藤 未空
3
薄い本だけあって、内容も充実しているとは言い難かった。ただ、教育機会確保法の成立もあって、不登校支援が過渡期を迎えているように感じた。 本書の中で印象的だったのは、フリースクールを運営している方のお話。大人も含めて「余白が必要」という考え方は賛同するところだが、その「余白」をすべての人が享受できないのが現状の日本ではないだろうか。学校を出て、すぐに働かなくては生きていけない人たちがいる。 不登校が新たな格差に繋がっていないかなど、「不登校経験者のその後」を国がきちんと調査をしてほしいと思う。2025/07/06