内容説明
「正解のない問題」があふれる時代にどんな学びを届けるべきか?探究学習、ワークショップ、研修設計のための実践書。こんな方へオススメです。学校の先生、管理職、探究学習担当。人事、企業人向け研修の設計者。勉強会やワークショップ等学びの場を開かれる方。これからの時代の学びや学びの場について関心がある方。
目次
序章 いまの時代に学びを届けるということ
第1部 いま、どんな学びが必要なのか?(改めて、なぜいま学びの必要性が叫ばれるのか;学びの場をデザインする前に―本書が扱う学びと理論的根拠)
第2部 学びの場をどのようにデザインするか?(三段階の問いと対話の構造;問いの力;対話の魅力;問いと対話のデザイン;学びの場をどのように届けるか?)
著者等紹介
福島創太[フクシマソウタ]
1988年生まれ。株式会社教育と探求社開発部マネージャー、一般社団法人ティーチャーズ・イニシアティブ研修開発責任者、東京大学教育学研究科博士課程在籍(専攻は教育社会学)。大学卒業後株式会社リクルート入社、人材領域にて商品企画等に従事。その後、東京大学大学院に進学、若者のキャリア形成と、それを規定する社会構造について研究し、修士論文を書籍として出版。同大学博士課程進学と同時に教育と探求社入社、探究学習等の教材開発、企業人向けの研修開発、実施および事業開発等を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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デューク
2
「学びとは、新たな視点や価値観を取り入れ、自己のアイデンティティや視点を拡げたり更新していくこと」。そう語る筆者による、学びのつくり方。 正解のない時代と言われて久しいが、そんな時代だからこそ、対話を通じて学びを得ることができる。ただ、その対話のやり方や、そこからどのように学びを得るかという方法論については、あまり語られることが少ない。研修を仕事としながら大学での研究活動も行う筆者による、大人の学びの指南書。学びをいかにつくり、そこから何を得るかのヒントに満ちた一冊。おすすめ2025/05/18