内容説明
専門学校で学んだ若者たちのキャリアを追跡した調査研究。「職」を手にした現代の若者たちの行方とは。
目次
就「社」型/就「職」型キャリア
1部 専門学校の若者の初期キャリア(日本社会の構造的変化と専門学校卒の初期キャリア;分化する女性の職業意識)
2部 専門学校の入学から卒業まで(入学から卒業までの概要;専門学校からの移行プロセス;職業教育と非認知的能力―説明能力に注目して;専門学校女子学生の性別役割意識の変化)
3部 専門学校の女性とキャリア(専門学校女子学生の進路選択とキャリア展望;キャリア形成と地域移動―保育系と美容系における仕事と地域;保育系/美容系専門学校卒業生の初期キャリア;専門学校卒の女性は職業教育の効果をいかに語るか?)
就「職」型キャリアを考えるために
著者等紹介
片山悠樹[カタヤマユウキ]
所属:愛知教育大学教育学部准教授。専門:教育社会学、職業教育論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
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就社型と就職型キャリア 職種中心のキャリアを歩む若者 女性の社会サービス分野での就業増加 職業的レリバンスの欠如 脱工業化サービス産業 雇用の質が最も低い消費者サービス 即戦力志向や短期的な視点での雇用管理 実習での経験が応募先を決定する 的確丁寧つながりの3T 職業能力への自信がない女子学生 地元志向の強さとワークキャリア観 都会でのスキル獲得と地元での独立 どこで働くかよりも誰と働くか バチバチの美容師像 自分しかいないという責任感 正規と非正規の間にある序列構造 ジェンダー規範の再生2025/04/07
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