目次
序章 本書の趣旨
第1部 ジンメルと社会学(ジンメルの生涯と業績;ジンメル研究の動向;ジンメル社会学の基本的視角)
第2部 二元論と両義性(「女性」と二元論の統一;「よそ者」と第三者の視座;支配と多数決における個人と社会)
第3部 相互作用から(個人と社会)へ(相互作用と「個人/社会」二元論;ジンメル社会学の「根本問題」と「超個人的な統一体」)
終章 本書の成果とその展望―「物象化論」としてのジンメル社会学
付論1 三者関係論から差別の社会学へ
付論2 近接性と距離―バウマン道徳論におけるジンメルの援用をめぐって
著者等紹介
杉本学[スギモトマナブ]
1970年東京都生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。現在、熊本学園大学商学部教授。博士(社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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