内容説明
「深い学び」を生み出す国語授業の発問・助言・学習課題とは?「主体的・対話的で深い学び」を実現し、「言葉による見方・考え方」「言葉の力」を育てるためには切れ味のある指導言が必要です。しかし、指導言構築の方法は、曖昧ではっきりしません。そこで本書では、今どういう指導言が求められているかを教科書教材を例にして示しました。そして、どうすれば切れ味のある指導言を構築できるかを解明しました。1.どのような「学習課題」が質の高い探究を生み出すのか。2.どのような「発問」が多様で深い思考・対話を生み出すのか。3.どのような「助言」が主体的な思考を生み出すのか。
目次
1 「深い学び」を生み出す国語授業の発問・助言・学習課題
2 講座:国語授業で助言・学習課題・振り返り・グループ学習・授業ルールをどうつくり出すか
3 発問・助言・学習課題を活かし「深い学び」を実現した詩「春」(安西冬衛)の授業―町田雅弘先生の授業の記録と指導案
4 国語授業で「深い学び」を生み出すための指導言と授業づくり―現場への提言
5 国語授業で「深い学び」を生み出すための指導言と授業づくりの6冊―読書案内
6 連載・教材研究のポイント
著者等紹介
阿部昇[アベノボル]
秋田大学名誉教授、東京未来大学特任教授。「読み」の授業研究会代表。日本教育方法学会理事、日本NIE学会理事
鈴野高志[スズノタカシ]
茗溪学園中学校高等学校教諭、立教大学兼任講師。「読み」の授業研究会事務局次長
永橋和行[ナガハシカズユキ]
京都市立梅津小学校非常勤講師、大阪大学非常勤講師。「読み」の授業研究会事務局長
渡邊絵里[ワタナベエリ]
福岡県久留米市立三潴中学校教諭。「読み」の授業研究会運営委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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