目次
第1章 米国連邦最高裁の憲法判例展開の概要と情報プライバシーの権利の判断基準―主観的期待と社会的承認(米国連邦最高裁の憲法判例展開の概要;カッツ判決を先例とする米国連邦最高裁の判断枠組みに関する批判的検討 ほか)
第2章 個人識別情報概念の再構成―自己情報のコントロールの限界を補うものとして(個人識別情報の概念化に関する従来の三つのアプローチ;個人識別情報概念の捉え方 ほか)
第3章 行政によるデータ・マイニングに関する批判的考察―その限界と可能性(行政によるデータ・マイニングの有効性;行政によるデータ・マイニングのコスト ほか)
第4章 カスケード効果と司法―情報社会での司法のあり方(自由民主政論の諸問題と共和主義および熟議民主政論からの応答;サンスティンの憲法枠組みの概略 ほか)
著者等紹介
小林直三[コバヤシナオゾウ]
1974年3月生まれ。関西大学大学院法学研究科公法学専攻博士課程後期課程修了、博士(法学)。高知短期大学社会科学科(第2部)准教授、教授、高知県立大学文化学部教授を経て、現在、名古屋市立大学大学院人間文化研究科教授。高知県個人情報保護審査会委員、土佐市個人情報保護運営審議会会長、土佐市情報公開・個人情報保護審査会副会長などを歴任。現在、名古屋市個人情報保護審議会委員、名古屋市情報公開審査会委員などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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