目次
わたしの戦争体験―ピカドンが襲いかかった日
1部 家族・感情(未婚成人子の親子関係―ライフコースと家族の変容;現代日本における「幸福の物語」のゆくえ;昭和初期と現代における養育困難な妊娠と養子縁組―籍から愛へ;知識と心配の道徳性―内部被ばく検査の結果報告を語ること/聞くこと)
2部 ライフコース(戦争研究へのライフコース分析の可能性―沖縄戦サバイバーの家族との死別出来事を中心に;炭鉱閉山と労働者・家族のライフコース―産業時間による説明の試み;働くことの意味を探して―パネル分析からみる三〇代への移行過程;なぜ日本人シェフはフランスで開業ができたのか?―ガストロノミーの組織フィールドにおけるキャリアの生成)
3部 地域社会(中山間の地域再生と区長制―高知県高岡郡檮原町を事例として;喜多野清一の農村社会学への道程―初期研究の背景とその展開過程)
補論 社会学再考―からだ・こころ・つながりの人間科学を目指して
著者等紹介
岩上真珠[イワカミマミ]
1973年早稲田大学第一文学部社会学専攻卒業。1976年早稲田大学大学院文学研究科社会学専攻修士課程修了。1981年駒澤大学大学院人文科学研究科博士後期課程社会学専攻単位取得退学。現職:聖心女子大学文学部教授
池岡義孝[イケオカヨシタカ]
1976年早稲田大学第一文学部社会学専攻卒業。1985年早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程社会学専攻単位取得退学。現職:早稲田大学人間科学学術院教授
大久保孝治[オオクボタカジ]
1977年早稲田大学第一文学部人文専攻卒業。1986年早稲田大学大学院文学研究科博士課程社会学専攻単位取得退学。現職:早稲田大学文学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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