内容説明
「アクティブ・ラーニング」は、質の高い探究型の「読み」の授業を生み出す。それは、子どもが主体となり相互に学び合う「学習集団」の授業でもある。そのための指導のポイントを、授業記録とともに提示する。それによって育てられる具体的な読みの力=国語力も提案した。取り上げた教材は、「やまなし」「一つの花」「白いぼうし」「きつつきの商売」「字のない葉書」「動物の体と気候」「こまを楽しむ」「めだか」「おにごっこ」「徒然草」など。
目次
1 「アクティブ・ラーニング」を生かしたあたらしい「読み」の授業
2 国語の「アクティブ・ラーニング」の指導のコツ―豊かな「探求型」授業のために
3 「アクティブ・ラーニング」を生かした「こまを楽しむ」の授業―永橋和行先生の授業とその徹底分析
4 提言:「アクティブ・ラーニング」をどうとらえ、どう生かしたらいいのか
5 「アクティブ・ラーニング」を考えるための読書案内―私が薦めるこの一冊
6 連載・教材研究のポイント(第三回)「白いぼうし」(あまんきみこ)の教材研究―ここがポイント