内容説明
現代社会学のパースペクティブ(理論と方法)の根幹を簡潔に提示しながらその実用的、実践的な位相に位置する「社会調査法」と「臨床的応用社会学」の内容と残された課題の中核的部分を解説し、社会学そのもののパラダイム革新をも企図した小規模ながらも本格的な学術的研究書。
目次
第1章 応用社会学の系譜
第2章 応用社会学の基盤としての社会学的パースペクティブ
第3章 応用社会学の対象としての目的的社会変動の諸相
第4章 応用社会学の諸類型と役割
第5章 応用社会学者の倫理問題
第6章 現代応用社会学における3つの立場
第7章 応用社会調査の特質と課題をめぐる論議
終章 総括と展望
著者等紹介
齋藤吉雄[サイトウヨシオ]
1926年宮城県に生まれる。1951年東北大学文学部社会学専攻卒業。1955年東北大学大学院前期課程修了(特別研究生)。1956年東北学院大学教養部助教授。1967年東北大学文学部助教授。1974年東北大学文学部教授。1990年定年退官、東北大学名誉教授。1990年東北学院大学教養学部・大学院教授。2000年定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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