目次
はじめに―明治“非戦”論のひと駒
第1章 植民地支配下の満州社会事業―統治政策の正当化を促すもの
第2章 日中戦争下の占領地における宣撫工作―占領と救済の狭間から
第3章 戦時下のキリスト教社会事業―救世軍の活動を中心として
第4章 戦時下の方面委員活動―大阪府方面委員事業年報から
第5章 施設経営者の苦悩と実践―松島正儀が歩んだ道
著者等紹介
遠藤興一[エンドウコウイチ]
1944年神奈川県川崎市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、日本社会事業学校研究科を経て社会福祉の現業に就く。1975年明治学院大学大学院社会学研究科博士後期課程満期退学。現職、明治学院大学社会学部教授。専門分野、社会福祉思想・社会福祉史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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