内容説明
東日本大震災で打撃を受けたライフラインの復興、破綻をきたした日本航空の経営再生、空の覇権を争うアライアンスの波、LCCが巻き起こす新たな競争、待ったなしの国内航空インフラの再整備、ビジネスジェットがもたらす新たなビジネスモデル…。このピンチをチャンスに変えることはできるのか。
目次
第1章 ライフラインとしての交通―東日本大震災の検証
第2章 日本航空の経営破綻がもたらした問題
第3章 アライアンスの潮流の変化
第4章 LCCの台頭とこれからの展望
第5章 空港をめぐる政策展開と現状―その課題と展望
第6章 新たなビジネス・インフラとしてのビジネスジェット
参考 交通基本法案
著者等紹介
戸崎肇[トザキハジメ]
1963年大阪府に生まれる。1986年、京都大学経済学部卒業。同年、日本航空株式会社に入社。この間、京都大学大学院に学び、1995年、博士号(経済学)を取得。同年、帝京大学経済学部専任講師。同大助教授を経て、1999年、明治大学商学部助教授、2003年同大教授となり、2008年より早稲田大学アジア研究機構教授、現在に至る。専門は公共政策学、国際交通論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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