目次
第1章 日本の道徳教育の変成(「修身科」における道徳教育;戦前の道徳教育におけるもうひとつの歴史;「修身科」の停止と新しい道徳教育の模索;「道徳の時間」における道徳教育)
第2章 諸外国の道徳教育とその理論(欧米の道徳教育の特徴とその背景;欧米の道徳教育理論の特徴とその背景)
第3章 日本の道徳教育の諸相(道徳教育理論の特徴とその背景;学校の道徳教育;「道徳の時間」の指導;道徳教育の再構築のためのヒント)
用語編
資料編
著者等紹介
吉田武男[ヨシダタケオ]
1954年奈良県生まれ。筑波大学大学院博士課程単位取得退学。現在、筑波大学大学院人間総合科学研究科教授。博士(教育学)
田中マリア[タナカマリア]
1975年山梨県生まれ。筑波大学大学院博士課程修了。現在、筑波大学大学院人間総合科学研究科助教。博士(教育学)
細戸一佳[ホソドカズヨシ]
1970年広島県生まれ。筑波大学大学院博士課程単位取得退学。現在、聖徳大学准教授(筑波大学非常勤講師)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まつゆう
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記述のすべてに賛同するわけではないが、道徳教育の歴史や方法、更に実践レポートまでをこの分量でまとめてくれているのはありがたい。なかなか良心的な本だと思う。今後道徳教育は、特に戦前の修身との関連が気になるように、内容の是非は大いに議論されてしかるべきだが、社会的な要請は増してくるだろうし、昨今の問題解決の方法として理にかなっているというのは確かだろう。特に教員志望の人には避けられない話題になりつつあるのでは…。2013/02/17
Mika Niimura
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大学の課題で読んだ。難しい内容をわかりやすくまとめていた気がする。 今の教育問題が書かれていてレポート作成にはおおいに助かった。2013/01/05