目次
第1部 沖縄における移民教育の展開(1910年代までの地域にみる「風俗改良」の態様―移民教育の地域的普及を中心に;1920年代における海外沖縄移民の実態と移民教育の組織的展開;沖縄の移民教育としての『島の教育』(1928年)の再評価―とくに「大正自由教育」の影響による多面性に注目して
開洋会館(1934年)の機能変化と村の移民送出状況の背景―1920年代後半から1930年代半ばまでの移民教育事情
「南進」政策による移民教育の変容―移民教育かた植民教育への変質)
第2部 フィリピンにおける沖縄移民の自己意識の形成(フィリピン・ダバオにおける沖縄移民の自己意識の形成過程;沖縄移民の生活実態と郷友会的社会による「沖縄人としてのアイデンティティ」形成―「仲間喜太郎日記」(1937年)を中心に
フィリピン・ダバオの日本人学校における沖縄移民二世の自己意識)
著者等紹介
小林茂子[コバヤシシゲコ]
2006年中央大学大学院文学研究科(教育学専攻)博士後期課程修了。現在、中央大学兼任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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