内容説明
法令と判例を通じて憲法と教育について検討を行うための手引書。
目次
第1編 改正教育基本法にみる憲法と教育の関係(教育における法令の体系;改正法の基本的性格;教育基本法と教育)
第2編 教育関連憲法判例にみる憲法解釈(憲法判例の読み方;憲法の私人間効力―昭和女子大事件;公務員の人権―岩教組学力テスト事件;幸福追求権と新しい人権―東京学館高校バイク自主退学事件;思想・良心の自由―麹町中学校内申書訴訟;信教の自由と政権分離―エホバの証人剣道実技拒否事件;表現の自由と検閲の禁止―第一次家永訴訟;学問の自由と大学の自治―東大ポポロ事件;生存権の法的性格―学生無念金障害者訴訟;教育を受ける権利と教育権の所在―旭川学力テスト事件;司法権の限界―富山大学事件)
著者等紹介
佐々木幸寿[ササキコウジュ]
1960年8月岩手県生まれ。東北大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)(東北大学)。岩手県教育委員会指導主事、主任管理主事、信州大学准教授を経て、現在、東京学芸大学准教授。教育行政学、教育経営学専攻
柳瀬昇[ヤナセノボル]
1977年4月神奈川県生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程単位取得退学。修士(法学)(慶應義塾大学)・博士(政策・メディア)(慶應義塾大学)。信州大学専任講師を経て、現在、信州大学准教授。憲法学、立法政策論専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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