内容説明
東洋大学経営力創成研究センターは、2004年6月に文部科学省の「私立大学学術研究高度化推進事業」を受けたオープン・リサーチ・センターとして設立され、「日本発マネジメント・マーケティング・テクノロジーによる新しい競争力の創成」のテーマを設定し研究を続けてきた。本書は、5年間の研究活動の成果の最終報告。
目次
経営力創成と現代経営者
自己統治経営者の経営力創成の条件
経営の全体的な調整・統合化―バーナード&ドラッカー理論とERP/SEM実践
資源ベース論からみたマネジリアル・ケイパビリティ―持続的競争優位性の構築を求めて
人材マネジメントの革新と競争力の創成―新しい人材像と人事部門
環境経営と組織間関係
経営力の創成とビジネスモデル
化学産業の技術開発動向とトップ・マネジメント構成
板ガラス産業における競争力と寡占形成要因―旭硝子の事例を中心に
日本発マーケティング概念と競争力創成について
JR東日本とヤマハ楽器の競争力の理由―マーケティングの視点から
技術進歩と規制の下での技術採用政策
産学官連携による新産業関連技術の創成と学術研究都市の経営