内容説明
東京を中心に台北、ソウル、天津などでの国際比較調査の結果をふまえ、育児文化の違いを類型的に整理。ボンディング障害、児童虐待の実態や母乳育児にも着目しつつ育児不安の要因を分析し、“育児不安の構造”の解明をめざす。
目次
第1章 日本の子育て事情(現在の育児状況;育児不安の構造;育児にみられる地域格差;母と子,そして育児不安―ボンディング障害とその事例をめぐる考察)
第2章 母親の育児文化に関する国際比較調査(母親の育児意識の比較研究;母乳と社会―母乳育児の現状;虐待のハイリスク要因をさぐる)
第3章 アジアの育児事情(変わりゆくソウル社会の育児;「一人っ子政策」下の育児)
第4章 父親の育児関与(育児関与する父親の条件;育児関与の国際比較)
著者等紹介
深谷昌志[フカヤマサシ]
東京成徳大学子ども学部学部長。東京教育大学大学院博士課程修了。教育学博士。教育社会学専攻。奈良教育大学教授、放送大学教授、静岡大学教授を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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