内容説明
現状でみると、横浜は人口規模では日本第2位の大都市になっているが、産業都市としての役割や位置については停滞ないし低下しているという見方も多い。そこで、とりあえず本研究では産業のベースとなってきた製造業と流通業のふたつを中心に、横浜産業の現状や問題点を明らかにしつつ、今後のあり方や方向性を検討することにした。
目次
第1章 横浜産業のルネッサンスを!
第2章 “空洞化”京浜臨海部のイノベーション
第3章 横浜におけるIT企業の台頭―クラスター形成に向けた提言
第4章 横浜における“モノづくり再生”の実験―hamawazaを事例にして
第5章 金沢産業団地の現状と展望
第6章 横浜市の中心市街地における今後のまちづくり―「横浜型まちづくり戦略の構築」に向けて
第7章 商店街組合組織の活動を通じた合意形成能力の高度化―元町SS会の事例から
第8章 野毛飲食店街の再生プログラム
第9章 ミナト・ヨコハマの再構築
第10章 横浜産業学の提唱
著者等紹介
齊藤毅憲[サイトウタケノリ]
横浜市立大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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