シリーズ社会問題研究の最前線<br> 新たなる排除にどう立ち向かうか―ソーシャル・インクルージョンの可能性と課題

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シリーズ社会問題研究の最前線
新たなる排除にどう立ち向かうか―ソーシャル・インクルージョンの可能性と課題

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  • サイズ A5判/ページ数 292p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784762016035
  • NDC分類 361.8
  • Cコード C3336

内容説明

私たちが失ったものは何か。今、そして、これから向き合うべき問題は何か。社会の基層から噴出する構造の「ひずみ」と人びとの「叫び」、私たちは、このことにどう迫るのか。今、求められるのは、現代社会の基底に横たわる社会問題の実相を抉り取り、新しいパラダイムの構築へと向かうこと。生きるとは何か、豊かさとは何か。時代をリードする研究者たちが社会問題の最前線に挑む。

目次

第1部 理論編 「社会的排除/ソーシャル・インクルージョン」とは何か(ソーシャル・インクルージョン概念の可能性;ソーシャル・エクスクルージョン/インクルージョンの有効性と課題;「公共」から「交響」へ―生存の可能性に向けて;若年層の貧困化と社会的排除)
第2部 応用編1 社会的排除の諸相(若年労働市場における二重の排除―「現実」と「言説」;ホームレス「問題」の過去と現在―「包摂‐排除」論をこえて;ひとり親家族と社会的排除;同性愛と排除;医療における排除―後期高齢者医療制度を事例として;障害児・者に対する社会的排除とソーシャル・インクルージョンをどうとらえるのあか?)
第3部 応用編2 地域の排除と再生(「社会的経済」の担い手による「社会的排除との闘い」の展開と課題―イタリアの社会的協同組合の歩みと岐路を題材に;共に生きる地域社会をめざして―地域を耕す更生保護の諸活動;バリアフリー・ツーリズムの手法による地域再生;山村集落の過疎化と山村環境保全の試み―「棚田オーナー」制度を事例に、社会的排除論との接点を探りつつ)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆう。

28
社会的排除論が従来の貧困にかわる理論だとは思わない。貧困と排除はもっと丁寧に見る必要はある。しかし排除された人々は確かにいる。ではどう包摂する必要があるのか。今日の議論は就労=自立と関わって包摂論があることは大きな問題である。主体形成論と結びつけて考える必要があるのかもしれない。多様性を認め合う包摂のあり方を模索したい。2019/10/27

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