内容説明
本書のテーマは、中国の経済体制転換の中心的内容のひとつとしての、国有企業改革の実態を実証的に明らかにすることである。
目次
第１編 国有企業改革（改革の現段階と諸側面；国有資産管理体制改革―「上海モデル」の歩みと展望；国有資産監督・管理委員会；企業集団化；株式会社化と証券市場；銀行の役割）
第２編 国有企業再編（電力産業；鉄鋼産業―首都鉄鋼と上海宝鋼を中心に；紡績産業）
著者等紹介
座間紘一［ザマコウイチ］
桜美林大学経済学部教授。東京大学大学院農業経済博士課程単位取得満期退学。農学修士（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Great Eagle
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とても興味を持って読みました。中国の国営企業の改革の歩みが少しわかってきたように思います。香港で暮らしていたとはいえ、水面下で進んでいた中国企業の改革が香港子会社を通じたものもあったのは香港株式市場を通じた資金調達目的でもあったのですね。それに改革にあたって株式会社化するプロセスやガバナンスや再編の動向など、大して関心もなかったことだらけで、今更ながらに驚きました。2012/06/17
