目次
第1章 文学にとって「沖縄的なもの」とはなにか―文学社会学の方法をめぐって
第2章 戦後詩と時代精神―吉本隆明の『固有時との対話』を読む
第3章 現代文化と「マス・イメージ」―吉本隆明『マス・イメージ論』を読む
第4章 パロディー文学論―島田雅彦『優しいサヨクのための嬉遊曲』を読む
第5章 ナルシシズムはいかに表現されたか
第6章 陽水とナルシシズム―井上陽水における成熟と喪失
第7章 「恋愛」の誕生ノート
第8章 近代詩と「ロマンチック・ラブ」―島崎藤村『若菜集』を読む
第9章 一九八〇年代の女性文学―高度成長文学論
第10章 現代女性の愛の歌―苦悩する岡本孝子
著者等紹介
松島浄[マツシマキヨシ]
1941年北九州市生まれ。1964年明治学院大学文学部社会学科卒業。1971年中央大学大学院文学研究科社会学専攻博士課程満期退学。明治学院大学社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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