内容説明
「生涯学習」は、学問分野で言えば総合科学としての人間科学の一つになる。本書第1章から第5章までの前半は、現代わが国で問題としてとり上げられる諸教育課題を生涯学習の観点から論じたものであり、後半の第6章以降は生涯学習そのものの諸課題をとり上げたものをまとめている。
目次
第1章 21世紀の教育課題―「生涯学習体系」の構築をめざして
第2章 生涯学習時代の学校教育の役割
第3章 メディア・リテラシー教育の必要性
第4章 「加齢」の生涯学習的意義―年をとることのすばらしさ
第5章 “先人たちの生涯学習”を学ぶ―吉田松陰、近藤富蔵を例に
第6章 生涯学習と識字(リテラシー)
第7章 生涯学習時代の「家庭」と「地域」
第8章 学歴と生涯学習
第9章 IT革命と生涯学習
第10章 生涯学習施設の立地条件
第11章 大学生の人生段階意識―発達段階アンケートから



