内容説明
オースティンがアメリカを救った。1980年代、産学官連携・大学発ベンチャー・クラスター戦略によって再生を図ろうとした全米各地域に対し、新たな経済振興モデルを示したオースティン。アメリカ型政策により経済再生を図ろうとする日本で、このモデルは機能しうるか。本書は3年にわたる日米比較研究から、その条件を提示。
目次
第1部 アメリカ経済再生とハイテク産業創出策の形成と展開(Cloning Silicon Valley政策と大学発ベンチャー企業支援;ベンチャー企業「簇業」基盤と労働市場の構造変化)
第2部 オースティンにおけるハイテク産業の形成と展開(クラスター形成とハイテク産業都市への発展過程;ソフトウェア産業クラスターの創出と成長;ベンチャー企業育成支援サービス産業の集積;クラスター戦略とハイテク産業の創出)
第3部 日本における大学発ベンチャー企業支援策とクラスター戦略(テクノポリス政策からクラスター戦略へ;支援体制の現実と課題)
資料 仙台地域の現状と課題
著者等紹介
西沢昭夫[ニシザワアキオ]
東北大学大学院経済学研究科
福嶋路[フクシマミチ]
東北大学大学院経済学研究科
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