内容説明
東洋大学社会学部では、2000年4月に「メディアコミュニケーション学科」を開設し、「メディアコミュニケーション学概論」という基幹科目を設置。本書は、そこで著者が行ってきた授業の4年間にわたる講義内容をベースとして、過去10年以上にわたって積み重ねた研究の成果を加えて、「メディアコミュニケーション学」の標準的なテキストブックをめざして執筆。大学の学部学生、大学院生、コミュニケーション関連の専門研究者、21世紀の情報社会やコミュニケーションに関心をもつ実務家や一般市民を想定読者として執筆されている。
目次
1章 情報・記号・メディア
2章 メディアコミュニケーションの構造と過程
3章 活字メディアの生成と展開
4章 放送メディアと視聴者
5章 インターネットの開く新世界
6章 携帯コミュニケーション
7章 21世紀のメディア・エコロジー
著者等紹介
三上俊治[ミカミシュンジ]
1971年東京大学経済学部卒業、同大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学、東京大学新聞研究所助手を経て、1992年に東洋大学社会学部教授となり現在に至る。オハイオ州立大学災害研究所客員研究員、東京大学社会情報研究所客員教授、情報通信学会学務理事、日本学術会議社会学研究連絡委員などを歴任。専攻はメディアコミュニケーション論、災害情報論、環境メディア論、社会情報論、世論
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