内容説明
本書では、地域社会が主体性をもって産業と共存し、持続的に発展できる社会経済的基盤の構築に向けて、地域産業の構造や競争優位を多面的に検討することを目的としている。
目次
第1章 地域と産業の相互作用と共進化
第2章 産業集積の形成と地域産業システム
第3章 中小企業の異質多元性と地域産業のパラダイム転換
第4章 産業集積のネットワーク構造―機械工業集積にみるネットワーク
第5章 地域における企業間関係―企業城下町型集積の内部構造
第6章 社会的分業による産地型集積の優位
第7章 地域と産業システムのイノベーション
第8章 地域創発型の産業振興と産業の地域化
第9章 地域産業政策の新たな展開と実態
著者等紹介
伊藤正昭[イトウマサアキ]
1945年愛知県に生まれる。1968年明治大学政治経済学部経済学科卒業。1971年早稲田大学大学院経済学研究科修士課程修了。1975年明治大学大学院政治経済学研究科博士課程単位取得。1992年ケンブリッジ大学客員研究員(1994年3月まで)。現在、明治大学政治経済学部教授。経済学博士
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