内容説明
本書は、福祉コミュニティに関する構想と現実を、事例調査を中心にとりまとめたものである。第二版では、いくつかの事例の追跡調査とアセスメントについて新しい章をおこした。
目次
第1部 福祉コミュニティを考える(福祉コミュニティへの視点;いま、なぜ、福祉コミュニティなのか ほか)
第2部 福祉コミュニティの事例を読み解くと(大都市郊外の福祉ボランティア活動「町田ハンディキャブ友の会」(町田市)
障害者仲間の自立を自らの手で築く「ヒューマンケア協会」(八王子市) ほか)
第3部 福祉コミュニティをすすめるために(福祉コミュニティの内実とは;福祉コミュニティの連続と断絶 ほか)
第4部 福祉コミュニティへのパースペクティブ(市民主導による支援ネットワーク;新しい共同社会としての福祉コミュニティ ほか)
著者等紹介
奥田道大[オクダミチヒロ]
1932年東京生まれ。1955年東洋大学文学部社会学科卒業。同大学大学院修了。米国・ブランダイス大学大学院に留学。立教大学社会学部教授等を経て、現在、中央大学文学部教授・社会学博士。専攻は都市社会学・コミュニティ論
和田清美[ワダキヨミ]
1955年神奈川県生まれ。1982年立教大学社会学部社会学科卒業。同大学院社会学研究科博士課程後期課程単位取得退学。常磐大学人間科学部専任講師・助教授を経て、現在、東京都立短期大学都市生活学科助教授。専攻は都市社会学、コミュニティ論、地域看護・介護論
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