内容説明
本書は、いろいろな角度から21世紀における経営組織の諸問題や考え方について検討することによって、組織研究の面白さとともに、経営学的な発想を身につけてもらうことを意図している。そのため本書は、組織論の基本的な考え方はもちろん、組織研究の動向が反映されるように、組織の構造、プロセス、隠れた側面、組織の革新といった組織の諸論点を中心に、全13章から構成されている。
目次
組織をめぐる諸問題と組織研究
組織の合理性
組織の意思決定―「意図せざる結果」をめぐって
組織化のプロセス
環境と組織
組織の構造、能力と組織デザイン
組織内外のコントロール
組織の非合理性
組織のシンボリックな側面
組織文化と組織学習
組織によるイノベーション
情報ネットワーク社会の組織変革
21世紀の組織―ポストモダンの組織論
著者等紹介
大月博司[オオツキヒロシ]
1951年生まれ。現職、北海学園大学経営学部教授。1982年早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(商学)。専門、経営学経営組織論
高橋正泰[タカハシマサヤス]
1951年生まれ。現職、明治大学経営学部教授。1982年明治大学大学院経営学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(経営学)。専門、経営学経営組織論
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