内容説明
多少とも誇張した言い方をするならば、ここ数年間については、“成果主義、業績連動にあらずんば、人事・賃金制度改革にあらず”というような様相を呈しているのである。それでは、その成果主義、業績連動とは一体いかなるものなのか。雨後の筍のごとくマスメディアに登場する事例のいくつかを提示することを通して、近年における人事政策のトレンドを探り、そうした動きの本質の一端をとらえることが本書の狙いである。
目次
第1章 年俸制ブームのその後
第2章 退職金制度改革の行方
第3章 高額報奨金による活性化
第4章 年功反映型賃金体系の黄昏
第5章 賃金・給与制度の再構築
第6章 ボーナス制度改革の新潮流
第7章 成果主義の報酬制度改革
第8章 業績連動型報酬制度の指標
第9章 成果重視・業績連動型報酬制度の特質と若干の論点
著者等紹介
尾西正美[オニシマサミ]
1949年兵庫県に生まれる。1972年神戸大学経営学部卒業。現在、埼玉大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
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