内容説明
人間は結局豊かさや公正、安定といった、共通の目標を求めている。そうだとすれば、それらの目標をどのようにして、効率的に実現しうるかが問われる。このような観点から本書では、基本としては市場経済を前提としたうえで、政府の役割を考えていく。
目次
第1章 経済政策の目的、手段および主体
第2章 経済成長と安定化政策
第3章 失業とインフレーション
第4章 分配の公正と分配政策
第5章 政策の主体と決定システム
第6章 産業政策
第7章 国際経済と経済政策
第8章 日本の経済成長と経済政策
第9章 グローバル化・ボーダーレス化における制度転換と経済政策
第10章 資源・環境政策
著者等紹介
長谷川啓之[ハセガワヒロユキ]
早稲田大学経済学研究科博士課程修了。現在日本大学商学部教授。経済学博士。主要著書に『転換期の経済政策』(共著)中央経済社、『現代の経済政策』(共著)八千代出版、『現代経済理論の基礎』(共著)富士書房、『アジアの経済発展と日本型モデル』文真堂、『アジアの経済発展と政府の役割』文真堂
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