内容説明
人びとが、なんらかの行動を起こすとき、彼らは「前提となり、拠となる何か」に基づき、とらわれ、こだわっている。その「何か」には、二つの特性がある。一つは変化性であり、もう一つはライフサイクル性である。以上二つの特性を具にフォローしてゆくことによって、世界(森羅万象)の現実が認識され、未来が予測でき、問題点が発掘され、解決策のアイデアを得ることができる。その「何か」、パラダイムは森羅万象に在り、その数は余りにも膨大だが、本書では特に経営と仕事に重点を置いた。トップから末端までの全員に、現状認識や未来予測、問題点の発掘や解決策の立案に活用できる。
目次
第1章 パラダイム発想法の本質―理論編(パラダイムとは何か;パラダイム・シフト;パラダイム・リスト;パラダイム発想法とは何か;今、なぜ、パラダイム発想法なのか ほか)
第2章 パラダイム発想法の実践―応用編(生命論パラダイム;複雑系;;規制緩和;高齢化社会;執行役員制 ほか)