内容説明
趣味・娯楽・芸能・スポーツ・レクリエーション活動などを中心としておこなわれている好奇心を充たすための学習、政治・経済・社会・文化活動などを中心としておこなわれている教養を豊かにするための学習、そして天災や人災をふくめ、不本意に襲われる事故や事件などの危険のともなう出来事に、どう緊急に対処し、その障害をのり越えていけるかについて、日頃から備えておく学習―問題解説能力を高めるための学習。これら3つ、特に3番目の学習がこれからの生涯学習において重視すべきもの。本書では、その点について深く見ていく。
目次
第1章 コミュニティの形成
第2章 地域変動と教育課題
第3章 過密地域における住民の運動
第4章 コミュニティ・デザインの試み
第5章 現代日本人の近未来観によせる意識
第6章 青少年における社会参加
第7章 団体活動と人間関係
第8章 社会調査の視点とクロス・バイ・セブン法
第9章 ライフパニックに備える学習活動
第10章 中高年者の生活を襲うライフパニック調査